御手洗重伝建を考える会 | <? bloginfo('description'); ?>

維新150周年記念・御手洗歴史シンポジウムを乙女座で開催いたしました

記念シンポジウム

開催日 12月16日(日)
会 場 乙女座
出演者 識者4名による鼎談。
・穂高 健一(作家) ※『二十歳の炎』『芸州広島藩 神機隊物語』
・原口 泉(鹿児島県立図書館館長・鹿児島大学名誉教授) ※大河ドラマ『西郷どん』時代考証
・岩崎 誠(中国新聞社ヒロシマ平和メディアセンター長)
・今崎 仙也(重伝建を考える会初代会長)
・進行役:井上明(重伝建を考える会理事)

第一部

NHK大河ドラマ「西郷どん」の時代考証を担当した志學館大学教授原口泉氏による講演
演題:瀬戸内の幕末維新

第二部

原口泉氏、穂高健一氏、岩崎誠氏、今崎仙也氏によるパネルディスカッション
演題:幕末の真実に迫る~薩摩、芸州の果たした役割~

第三部

穂高健一氏による質疑応答

平成30年度豊町地区社会福祉協議会(豊町振興会)まちづくり事業費助成を頂き維新150周年記念・御手洗歴史シンポジウムを開催いたしました。第一部では「瀬戸内の幕末維新」と題し、NHK大河ドラマ「西郷どん」の裏話や御手洗に残っている薩摩藩の史跡の数々や交流における御手洗が果たした役割について講演頂きました。

維新150周年記念・御手洗歴史シンポジウム

第二部では御手洗が大きな港町として発展した理由や歴史について地元に詳しい今崎氏が説明し、なぜ広島藩が幕末史にあまり登場しないのか幕末史に詳しく広い視点で中国新聞論説委員として取材を重ねてきた岩崎氏が話をされました。それに関して薩摩藩からの視点で原口氏が、芸州藩からの視点で穂高氏が深堀りし、クロストークを行いました。

維新150周年記念・御手洗歴史シンポジウム

第三部は当初予定にはない中で穂高氏のご厚意により約1時間、幕末芸州藩についての質疑応答の時間を設けてくださいました。

史跡見学ツアー

シンポジウム当日、出演者とともに、御手洗に残る幕末関連の史跡を訪ね歩く。

・「御手洗七卿落遺跡」……庄屋・多田家の屋敷跡。三条実美ら七卿が逗留。
・「旧金子家住宅」……庄屋・金子家の屋敷。「御手洗条約」の調印場所。
・「若胡子屋跡」……江戸中期のお茶屋。幕末には広島藩の交易所に。
・「船宿脇屋」……薩摩藩指定の船宿。
・「江戸みなと展示館」……大久保利通、坂本龍馬の御手洗上陸の記録を展示。

約30名が参加。文化振興課の協力により、金子邸を公開しました。
1時間ほどの史跡見学ツアーだったが大変好評でした。

維新150周年記念・御手洗歴史シンポジウム

維新150周年記念・御手洗歴史シンポジウム

維新150周年記念・御手洗歴史シンポジウム

維新150周年記念・御手洗歴史シンポジウム

今年2019年は浅野氏広島城入城400年を迎え、芸州藩浅野家が果たした功績の中で御手洗の役割がクローズアップされることを願います。

H30年12月17日中国新聞朝刊にて掲載

維新150周年記念・御手洗歴史シンポジウム

2019年6月23日 御手洗重伝建を考える会