美しい海と島が織りなす、今も昔と変わらない風景。
江戸から昭和時代の建物が混在し、長く紡いできた時間の変化を感じられる街並み。
狭い路地ですれ違う人と人との温かい会話。
刻まれていく時間の中で大切にしてきたもの…自然、文化に寄り添い、人と人との関わりを楽しむ暮らしが今も続いています。
毎日の日課。夕方の散歩を楽しむ夫婦。
家族でのんびり歩く保育園からの帰り道。まちゆく人と「おかえり」、「ただいま」。
重伝建を考える会の女性部「さくら部」が種から育てている花の畑。伝統的な街並みに花のある暮らしがあります。
毎週金曜日の夜、街にやってくる移動販売車はかれこれ30年以上も前から。
「バーバラ」と親しまれるその名前は、来たことを告げる歌の歌詞から取った呼び名だが、正式な店の名前を知る人はほとんどいない。
広げられる品の数は多く、観光バスが停まる駐車場が一大ショッピングセンターになる。
重伝建を考える会は、御手洗が国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された平成6年の夏、地域の住民有志で作った団体。自分たちにとって「重伝建地区」とは何か―を常に問いかけながら、町並み保存に関わる活動を通して、御手洗の「町おこし」を牽引し続けています。
In 1994, Mitarai was designated as an important historical heritage site to be preserved by the Japanese government and this group was created by Mitarai's residents that same summer. By continuing to ask themselves what it means to be an important historical site, the residents of Mitarai have taken it upon themselves to protect and revitalize their town.
重伝建を考える会 事務局
〒734−0302 広島県呉市豊町御手洗187-1（潮待ち館） TEL & FAX 0823-66-3533
