御手洗重伝建を考える会 | <? bloginfo('description'); ?>

文化

江戸時代に北前船の寄港地として成立し、色街として栄えた御手洗には、今もなお続く独特の文化が残っています。
各家々に引き継がれる屋号で呼び合い、祭りには家紋入りの幕を飾るほか、江戸時代から続く雅楽や三味線などの技芸、御手洗漬けなどの食文化に代表されるように、ここでしか味わえない風習、文化があります。

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御手洗夏の大祭

年に一度、7月の第4土曜日に行われる夏祭り「御手洗櫓祭り」では、伝統的な家々の軒先が青地に家紋を白く抜いた門幕や提灯で飾られ、独特な雰囲気をつくりだします。
子供櫓を引き連れて路地を巡行する昼の櫓廻し、太鼓の叩き手を乗せたまま櫓を地面にひっくり返す夜の櫓廻しがあります。
特に勇壮な夜の櫓は、色街として栄えた御手洗の粋を感じさせる独特の雰囲気があります。

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盆踊り

8月中旬のお盆の夜、元御手洗小学校である「ふるさと学園」のグラウンドで行われる盆踊り。初めに、前年の盆以降に亡くなられた方々の遺族で「新盆(あらぼん)供養」が執り行われ、引き続き遺族を中心に踊りが始まります。やがて、町内の人々や帰省者が加わり、盆踊りの輪が広がっていきます。
中央の舞台からは、太鼓打ちと口説(くどき)(唄い手)の掛け合いで、「お染亀松」などの説教節が朗々と謳われ、独特の短い振り付けを繰り返す踊りに、御手洗ならではのしみじみとした余韻が感じられます。

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